週末起業コラム

名刺がもたらす「自覚」の効果とは?

(登場人物:◆ネタ泉湧夫隊長、◇二足ハジメ隊員)

◆◆◆ 今号のポイント ◆◆◆

7/11(土)に、「アンテレクト 2015年 夏の大交流会」が開催されます。参加の事前準備をしっかりしておくと、より実りあるものとなるでしょう。週末起業は、まだこれから、という方は、ぜひ肩書き付きの名刺を用意しておきましょう。自宅のプリンタで、簡単に作れますよ。 ※「アンテレクト 2015年 夏の大交流会」  → http://www.entrelect.co.jp/project/summer2015.html

(前号までのあらすじ)

名刺を作ると簡単に言っても、屋号や肩書きをつけるとなると、いろいろと考える必要があり、一筋縄ではいかないとネタ泉隊長は説く。そのことにより、いろいろな効果があると隊長は続ける

名刺がもたらす「自覚」の効果とは?


◆名刺につける肩書きは、基本的には、自分がその分野における専門家だと宣言するものじゃな。

◇それで得られる効果となると、自分が専門家であると相手に認知してもらえる、ということになりますか?

◆うむ。それがまず一つじゃ。

◇他にもあるんですか? う~ん、何だろう?

◆それはじゃな、相手に認知してもらえるだけでなく、自分も認知するという効果じゃ。

◇はぁ? 自分が認知しているのは、当たり前ではないですか?自分で作るわけですから。

◆そうなのじゃが、明確に肩書きを決め、名刺に印刷するとなると、腹が据わるということなのじゃよ。

◇なるほど。印刷してしまえば、もう後戻りはできないって感じになりますね。で、腹が据わると、どんな効果があるのでしょうか?

◆世の中が、今までとは変わって見えるようになるぞ。

◇??? どういうことでしょう?

◆たとえば文房具の専門家としての肩書をつけ、名刺を作ったとしよう。そうすると、新聞や雑誌、テレビをみれば、いやでも文房具関係の記事や番組が気になってくる。

◇なるほど。きっと、ついつい読んだり、見たりしてしまいますね。

◆世の中には、たくさんの情報があふれておる。肩書きも名刺もなく、自分がその専門家だと自覚していなければ、それらのほとんどは見過ごしてしまう。

◇ですけど、ひとたび専門家であることを自覚すれば、自分の専門分野に関する情報は、しっかりと目にとまる、ということですね!

◆そうじゃとも。すると何が起こるかのう?

◇たくさんの情報に目をとめ、それらをインプットしていけば、専門家としての知識がどんどん蓄積されていきますね!

◆そのとおり。それが、肩書きを決め、名刺を作ることによりもたらされる、大きな効果なのじゃよ。

◇名刺、恐るべし、ですね。

◆うむ。名刺を作ることで、名実ともにふさわしい専門家になっていくのじゃよ。

◇はい、わかりました!

(次号につづく)