週末起業コラム

無理なく週末起業を続けるには?

(登場人物:◆ネタ泉湧夫隊長、◇二足ハジメ隊員)

◆◆◆ 今号のポイント ◆◆◆

自己管理ができないと、とても起業するなど無理でしょう。とは言え、起業で成功する人が、すべて聖人君子のように自己管理ができるスーパーマンだというわけでもないです。無理しているという意識なく、続けることができる秘訣があるはずですね。

(前号までのあらすじ)

本業在職中の起業準備として最も大切なのは、「自分自身をコントロールする」スキルを身につけることだとネタ泉隊長は説く。それを聞いたハジメ隊員、起業は、お金儲けというより人間修業のような気がしてきたと洩らす。

無理なく週末起業を続けるには?


◆そのとおりじゃよ。週末起業で成功している人たちは、自由な時間を週末起業に充てることを決意し、実行した人たちじゃよ。

◇自分自身をコントロールする能力があるんですね。さすがです。

◆感心ばかりしておらんで、自分自身、しっかりしないといかんぞ。

◇そうはおっしゃいますが、これがなかなか難しくて・・・。

◆自分自身をコントロールするというのは、確かに難しいことじゃな。しかしな、聖人君子のようになる必要はないぞ。無理にコントロールしようとすると、かえってうまくいかんもんじゃ。

◇え? 無理しなくていいんですか? ぜひ、その方法を教えてください!

◆そうじゃよ。無理があると、続かん。続かないと、成功しない。

◇??? 無理しないで続けられる方法、あるんですか?

◆あるとも。キーワードは、「好きなこと」で起業することじゃな。

◇また、それですか。

◆「また」とは何じゃ、失礼な。

◇結局、「好きなこと」で起業しようとは思っても、そうした途端、「好きなこと」じゃなくて、「義務」になってしまうんです。

◆週末起業は、決して「義務」ではないんじゃがのう。むしろ、会社が禁止していたりもするくらいじゃ。

◇「義務感」なしに、続けられる方法はないものでしょうか?

◆それは自分の気持ちの持ちようじゃからな。人によって、やり方が違ってくる。万人に通用する方法というものはないじゃろう。

◇人によって、やり方が違う? 隊長、僕の場合はどうでしょう?

◆それを知るにはじゃな、自分の今までの行動パターンを振り返ってみることが必要じゃな。

◇なるほど。で、どんな風に?

◆いくらお前でも、何か続けていること、あるいは、過去に続けることができたこと、というものがあるじゃろう。思いだしてみてはどうじゃ?

◇う~ん、何があるかなぁ・・。中学・高校は、部活でバスケットボールをやっていました。練習は、ほとんど休まず続けました。

◆ほう、それはなかなか立派なものじゃ。他にはどうじゃ?

◇朝のジョギングなんかは、断続的ですが、続いていると言えば続いています。

◆バスケットもジョギングも、なぜ続けることができたのかのう。そこに、週末起業を無理なく続けるヒントがあるかも知れんぞ。

◇そうか! 考えてみます!

(次号につづく)