週末起業コラム

集客は情報発信とコミュニティづくりがポイント!
飯山晄朗氏(その4)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

前回のあらまし


商工団体の経営指導員時代にコーチングに出会った飯山さん。事業をコーチングに絞り込むことで成功を収めます。GCS(銀座コーチングスクール)でコーチングを学ぶに当たっては、金沢から毎月、東京に通ったそうです。

飯山晄朗(いいやま じろう)氏(その4) リーダーシップ☆コーチング


■集客は情報発信とコミュニティづくりがポイント

〇今では北陸地方のGCSの代表として運営されているわけですが、やはり学ぶだけではなくて、地元に広めようという発想がすばらしいですね。起業家としてのマインドがあると思ったのですが、なぜそのような発想に至ったのですか?

●コーチングを学んだときに、「これは絶対にいい、絶対に必要だ」と思いました。

そこで、地方で学ぶ場がないのであれば自分でつくればいいという発想になったんですね(笑)。

これまで10年近くやって来られたのはありがたいですね。学んだ方々にご活躍いただいているので、それがまた刺激になって受講者が増えてくるといういい循環になってきたなと思っています。

〇地方校を立ち上げたり、運営したりする上で苦労されていることはありますか?

●知られていないということですね。たとえば、ホームページを作っても、検索順位が低過ぎて、ほとんど辿り着いてもらえないんです。

それだったら私がいろんなところへ出ていって、宣伝をするしかないと思いました。講演で呼ばれたときには必ずコーチングの話をする。幸い、コーチングで呼ばれるケースが多かったので、セミナーや研修を通して、学びたいという人が集まってくれました。

〇集客で悩まれる方が多いのですが、やはり代表者がいろいろなところに出かけていって話をしてセールスをするというのが効果的なのでしょうか?

●やっぱり体験談に勝るものはないといいますか、自分自身がコーチングをしてよかったということを話す場をたくさんつくる必要があると思います。

そういうことを話せるのは、まず代表者自身なのですから、代表者はいろいろなところに出て行って情報を伝達しなければならない。

待っていても生徒さんは来ません。特に地方の場合はインターネットで検索される順位も低いわけですからね。

ただ、出て行って情報を伝えることも必要ですが、同時に自分のコミュニティをつくるということも重要です。とはいえ、何もゼロから立ち上げろというわけではありません。

たとえば、経営者の会などに顔を出す。しかも、単なる会員ではなくて幹事役とか、その会の中心メンバーになる。渦の中心になるということです。

幹事役になれば、私を知らない人も含めて周りから知られる存在になるという利点があります。それは強いなと思っていますね。人と人との繋がりの中で親密な信頼関係をいかに築くことができるかということだと思います。

ですから、私が代表をしているGCSの講師にも自分のコミュニティをつくりなさいと伝えています。そうすれば、必ずそこに来てくれた人たちがコーチングに興味を持ってくれて、スクールに来てくれますよ。

(次号へ続く)

※コーチング無料体験講座
  → http://www.ginza-coach.com/learn/taiken.html