週末起業コラム

コンサルティングの商品パターンは?

あなたのお悩みを解決!「週末起業クリニック」


週末起業の立ち上げ・推進に関わるさまざまなお悩みに、
週末起業フォーラムの認定コンサルタント陣がお答えします。

◆◆◆ 質問◆◆◆


今までの仕事の経験や実績を生かしてコンサルタントになりたいと考えていますが、具体的に何をどうしたらよいのかがわかりません。

ご教示いただければ幸いです。

◆◆◆答え◆◆◆


コンサルティングも、他のビジネスと同様、「商品化」というステップを踏んでビジネスにしていくことになります。ですが、コンサルティングはモノではありませんので、「商品化」という言葉がピンと来ない人も多いようです。

コンサルティング商品は、簡単に言えば、クライアントに提供する指導内容をパッケージ化したものです。基本的な商品パターンとしては、以下の項目が挙げられますので、これらの切り口でコンサルティングを「商品化」すると考えやすくなります。


(1)診断
クライアントの現状を明らかにすることです。問題点や不足している点を指摘し、処方箋を提示します。


(2)プランづくりの支援
起業家に対するコンサルティングならビジネスプラン、経営者に対してなら経営計画、メーカーに対してはコストダウンのプランといった具合に、将来目標の設定とそれを実現するための道筋を共に考え、計画書という成果物にまとめます。


(3)プラン実現の支援
プランに基づいて実行するクライアントと定期的にコンタクトを取り、実現にあたっての問題点を解決すべく、アドバイスをしていきます。さらに成果の検証を行ない、プランの見直しもします。


(4)代行
これは本来、コンサルティングではないのですが、プラン実現支援の一環として、コンサルタントが代行することもあり得ます。場合によっては、ここが一番儲かるかも知れませんので、商品ラインアッとして持っておくのもよいでしょう。


これらが基本ですが、付随して、教育研修や、クライアントの「お悩み事相談」への対応、情報提供といった業務も商品になります。

もちろん、どの分野でコンサルティングを行なうかにより、商品の内容が変わって来ますが、基本となるこれらの商品を体系化して提供できれば、あなたも立派なコンサルタントです!


※コンサルティングの商品づくりについて学びたい方は
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 → http://www.entrelect.co.jp/consul/j_seminar.html