週末起業コラム

まずは「イメージを描く」ことから始めよ！

（登場人物：◆ネタ泉湧夫隊長、◇二足ハジメ隊員）

◆◆◆ 今号のポイント ◆◆◆


週末起業に取り組むのに、「まずは何から始めたらよいでしょうか？」という質問が多いです。

自分が立ち上げようと考えるビジネスのイメージを描くことから始めてみましょう。

（前号までのあらすじ）


起業へ向けて、同じ志を持つ仲間がいると心強いと説くネタ泉隊長。
また、周囲に起業家がいると、起業のイメージをつかみやすくなり、それが起業へのハードルを下げるとも説く。

まずは「イメージを描く」ことから始めよ！


◇今まで隊長の話をいろいろと聞いてきましたが、「イメージを描け！」と、よくおっしゃいますよね？

◆おぉ、自分じゃ気づかんかったが、そうかも知れんのう。

◇えぇ、そうですよ。イメージを描くことって、そんなに大切なんですか？

◆何を言っておるか！ イメージを描くことがすべてじゃよ！

◇えぇ！？ そ、そうなんですか？！

◆よいか、ハジメ隊員。人間、イメージを描かんことには、何も成し遂げることができんぞ。

◇う～ん、そう言われれば、そのような気もしてきますが・・

◆たとえば犬小屋ひとつ作るのでも、少なくとも、どんな犬小屋にするか、頭の中に描いておかなければ、作りようがないじゃろ？

◇というか、何か紙に描いてみるんじゃないですかね、設計図ほどじゃないにしろ。

◆そのとおりじゃ！！

◇というか隊長、今どき、犬小屋を作るたとえなんて、古過ぎません？

◆ま、まぁ、そうかも知れんが、わしの言いたいことはわかるじゃろう。

◇はい、まぁ。で、隊長、起業しようする場合、どんな「イメージを描く」ことをすればいいんでしょうか？

◆ビジネスが立ち上がり、完成して軌道に乗っている姿じゃな。

◇なるほど。

◆そのイメージが描ければ、では、どうやってそれを作るか、という話になる。

◇それもなかなか難しいですけど、少なくとも、何をどうしたらよいのか、見当もつかないというレベルからは、脱せますね。

◆そうじゃろう。完成イメージがはっきりしておらんから、何をどうしたらよいのか、さっぱりわからん、という話になってしまうのじゃよ。

◇でも隊長、その「イメージを描く」こと自体も難しいですよね？

◆そう思うかのう。確かにゼロから頭の中で考えるのは難しい。じゃから、既に世の中にあるビジネスについて、まずは徹底的に調べてみることじゃよ。特に、自分が考えているビジネスと同じか、近いものについては、必ず押さえることじゃな。

◇そうすれば、イメージを描きやすいですね！

（次号につづく）

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