Home > 週末起業を知る > プレゼンテーションコンサルタント-杉田恭一さん プレゼンテーションコンサルタント-杉田恭一さん 週末起業とは 週末起業家成功事例 おススメ起業ネタ 関連書籍 マスコミ掲載歴 無料メルマガ「週末起業新聞」 【無料】週末起業成功事例集 週末起業コラム プレゼンテーションコンサルタント-杉田恭一さん 本業で培ったスキルを強みにプレゼン資料の作成代行で大成功 サラリーマンとして『先が見えてしまった』ことをきっかけに独立された杉田氏。最初の一歩は週末起業でした。SEとして務める傍ら、編集能力を活かして始めた「プレゼン資料代行作成」業。本業・ご家族との時間をどう折り合いを付けて進められたのか、お伺いしました。 杉田恭一さん 年商120万円 http://www.nakeru-p.com/ はじめようと思ったきっかけはなんですか? サラリーマンとして、先が見えてしまったというのが直接のきっかけです。当時、勤めていた会社の経営があんまりうまくいっていなくて、給料にもそれが反映されてしまっていたんです。このままサラリーマンをやっていても満足に家も購入できないと感じるようになっていました。 ちょうど、そのときにロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んだんです。それでお金に対する考え方、人生に対する考え方が180度ぐらい変わってしまった。経済的自由を得て、自分の本当にやりたいことをやろうと思いました。それが週末起業をはじめたきっかけです。 好きなことを起業に活かした発想のコツは何ですか? 本業の延長上でニーズがあるものを週末起業に選んだというのが発想のコツです。私はシステムエンジニア(SE)なのですが、他社に業務提案をする営業マンと一緒にパワーポイントのプレゼン資料を作っていた時期があったんです。そのときは50代ぐらいの営業マンと3日おきぐらいにプレゼン資料を作っていたのですが、そこで、彼らにいろいろなアドバイスをいただいたのです。 たとえば、「いいたいことを文字で全部書き出すのではなくて、箇条書きにして、絵で表現してみろ」とか、「キャッチコピーやキーワードで表すと、この提案のテーマはどうなる?」などいろいろアドバイスをいただきました。昔からいろんな情報をかき集めて、わかりやすく、ひとつにまとめるという編集能力は評価されていたので、毎日が結構楽しかったですね。 ただ、週末起業として仕事のスキルを活かすことに、本当にニーズがあるかどうかわからなかったのです。そこでまず、私は自分のホームページを立ち上げることにしました。内容はパワーポイントによるプレゼン資料の作り方を最初から最後まで書いたものだったんですけれども、結構反響が大きかったですね。2004年の3月からはメルマガも発行しました。 売上は順調に伸びたのですか? 自分のホームページを立ち上げて、反響も大きかったのですが、有料化するかどうかは本当に迷いましたね。有料化すると会社にもバレる可能性が高くなりますし。しかし、悩んでいてもしょうがないと思って始めました。 ただ、一般の人をターゲットにすると、もしかしたら会社の人に会ってしまう可能性も捨て切れなかったので、法人をメインターゲット層にしてプレゼン資料の代行業をすることにしました。こうすれば、会社の人がアクセスしてくることもないし、ビジネスライクに有料化できると考えました。 法人営業で大切なのはヤフーなどの検索エンジンで上位に表示されるようにすることです。検索エンジンは画像を読み込んでくれないので、タイトルにプレゼンテーションというキーワードを入れたり、画像を使わずにテキストをたくさん入れるように心がけました。 検索エンジンで上位に表示されると、会社の組織を社員に明確に示したいのでプレゼン資料を作りたいというIT企業の取締役や商品の企画書を作って欲しいという有名な商社から連絡をもらうなど、売上は徐々に伸びていき、週末起業を始めてから2年後には、月の収入が10万円を上回るようになりました。 週末起業時代は本業と起業の業務をどう区別していましたか? 私の場合、週末起業は本業の延長になるといっても、会社にある情報を使わなければ、できない仕事ではなかったので、意識的に区別することはそんなにありませんでした。唯一、重なる部分といえば、お客さんの集め方ですけれども、取引先などには営業をかけずに、自分でお客さんは開拓するということを肝に銘じておりました。 また、顧客からの連絡は全てメールに集約しておりました。パソコンに届いたメールは携帯電話に転送されるようになっているので、顧客からの連絡でも即応することができて重宝していました。 休みや家族との団らんはどのようにとっていますか? うちは子供がいるので土曜日か日曜日のどちらかは家族のために使わなくてはいけないんです。なので、週末起業はもっぱら平日を利用しています。終業時刻の17時からが週末起業の時間。17時から20時ぐらいまでは、顧客との打ち合わせに時間を費やします。帰宅後、22時ぐらいからはプレゼン資料やメルマガ作成、ホームページの更新などに時間を費やしています。土曜日か日曜日のどちらかは、終日、プレゼン資料の作成に費やしていました。 しかし、多忙な部署にいたときは、終業時刻どおりにも終わりませんし、週末起業に費やす時間はほとんどありませんでした。メルマガを書く時間もほとんどないので、更新頻度がどんどん落ちていきました。その後に、ちょっと暇な部署に異動することができたので、週末起業を継続することができましたが、ある程度の時間がないと、休みもビジネスもできないんだなと実感しました。 週末起業を始めてよかったことは何ですか? 週末起業を始めてマイナスになったことはありますか?ある場合、その対策は何ですか? メリットは、ビジネス感覚がつく、ということでしょうね。最初はプレゼン資料の代行業だけでビジネスを展開しようと考えていたんです。でも、1人で代行業というのは時間も限られているし、売上が頭打ちになってくるものなのです。そこで、次の展開を考えていかなくていけない。そういう発想の切り替えができるようになったのは週末起業を行ったからだと思います。デメリットは、特にありませんが、強いていえば、私のプレゼン資料の代行業は、毎月平均して10万円の収入が限界であったということ。 基本的に代行業は時間に比例するものなので、その対策として独立すれば、もっと有効に時間を使えると思い、独立しました。当時、家を購入するための600万円の貯金がありましたが、これを開業資金にあてて、独立しました。ただ、開業といっても初期投資はほとんどかかりませんでした。現在はプレゼン資料代行のほかに、講演やセミナーの開催、ホームページの作成代行とその運営、アフィリエイトの収入などで、毎月約40万円ぐらいの収入はありますね。 週末起業フォーラムの詳細・入会申し込みはこちら 週末起業家成功事例 TOP このページのトップへ 週末起業を知る 週末起業を知るTOP 週末起業の基礎(動画) 週末起業チャンネル(動画) 週末起業成功事例 無料メルマガ「週末起業新聞」 週末起業コラム 関連書籍 マスコミ掲載歴