Home > 週末起業を知る > ファイナンシャル・プランナー-山田幸次郎さん ファイナンシャル・プランナー-山田幸次郎さん 週末起業とは 週末起業家成功事例 おススメ起業ネタ 関連書籍 マスコミ掲載歴 無料メルマガ「週末起業新聞」 【無料】週末起業成功事例集 週末起業コラム ファイナンシャル・プランナー-山田幸次郎さん 自分ブランド力を高めて月40万円の収入達成! 山田幸次郎さん 月商:約40万円 初期投資:約40万円 週末起業をはじめたきっかけを教えてください 実は、昔から人に教えることが好きで、就職先を教師にするか、金融関係するか迷ったくらいなんです。結局、証券会社に進むことになりましたが、それでも顧客の資産運用のアドバイスの業務のときは、非常に楽しかったんですね。 そこで、ファイナンシャル・プランナーの資格を取って、相談業務や講師を通して、自分の金融知識を他人に教えることができればと考えておりました。ところが、いざファイナンシャル・プランナー(FP)の資格をとってみても、そうカンタンには仕事が来ないことがわかりました。 その頃、FP資格を持っている知人にも話を聞きましたが、実際、開業している人でも仕事を得るのは非常に難しいようでした。そこで、自分の名前が世の中に知られて、有名になれば、信用も増えて、仕事も増えるのではと考えたんです。 ちょうどそのときに、FPの資格を取得する際にお世話になった学校から「FP講座の講師をやらないか」と誘いを受けたのです。それが週末起業をやり始めたきっかけです。 週末講師をやってよかった点は何ですか? ほとんど偶然に始めた週末講師でしたが、私にとってメリットは非常に大きかったですね。学生時代に教師を志望していただけあって、人にアドバイスをしたり、教えたりするのが楽しくて毎日の生活にハリが出てきました。 また、収入のほうにも影響がありました。週末講師とほぼ同時期にFPとして相談業務も請け負い始めていたのですが、当初は、問い合わせ件数も伸び悩んでいたんです。ところが講座の評判が広まって、受け持つ講座も増えていったときに、問い合わせ件数も次第に増えるようになりました。 学校のほうで出版もさせていただいたので、知名度も向上し、さらに顧客が増えていったのです。おかげで講師と相談業務を合わせて毎月平均して20~30万円の収入をコンスタントに上げることができるようになりました。 売上が上がったのはいつぐらいですか? 知名度が徐々に上がり始めて毎月20~30万円の週末起業での収入が入るようになってくるまでに、約1年半ぐらいかかりましたね。2005年は、学校の紹介で本を出版することにもなって、相談業務と講師、本の執筆で毎月40万円もの副収入を手にすることができました。 自分のやりたいことで収入が伸びてきているのはやっぱりうれしいですよ。今までの経緯を見ていても、自分のブランド力が向上するに従って、収入も伸びているので、事業をさらに軌道に乗せるには、より自分ブランド力を高めていかなければならないと実感しています。 具体的には、雑誌への露出やインターネットを活用した宣伝などを考えています。そのブランド力向上の一環として行ったのが新会社法に合わせた、自分の事業の株式会社化でした。現在、独立して仕事をしているFPの多くは個人事業主でビジネスをしています。 そのなかでFPの仕事を株式会社化すれば話題性もあります。また、法人化しているということで、法人、団体向け事業に対する信頼性も向上します。自分ブランドを高めるために、信頼という要素は無視できないものだと考えています。 週末講師以外に自分ブランド力を高めるため、どんなことを実践したのですか? 実はファイナンシャル・プランナーの相談料というのは継続した収入には、なりにくいんです。というのは、同じ人が何度も相談に来るというのは、あんまりないですからね。また、どうしても自分の時間を切り売りしている感が否めません。 それよりも、セミナーの講師料だったり、個々の保険代理店と契約して保険の紹介料などをもらうコミッション収入のほうが安定した収入になるし、時間あたりの収入も増やしていくことができます。 ですので、私の場合は、見込み客を増やすという活動に加え、税理士や弁護士、保険代理店といったヨコのつながりも重視していました。まず、見込み客を増やすために行ったのが、友人のFPと一緒に行った地元での自主開催のセミナーです。 内容は保険診断や資産運用を無料で診断するもの。会場費と地元の新聞に広告を掲載するので1回開催するのに、約15万円ぐらいの経費がかかります。しかし、3人で折半して開催していたので、1人5万円ぐらいです。たいした金額ではありません。 そういうセミナーでコツコツと見込み客を増やしていましたね。ヨコのつながりは、税理士や弁護士、中小企業の社長が集まるような「異業種交流会」に積極的に参加しています。 FPの相談業務範囲は、税理士さんとも重なる部分が非常に多く、仕事の上でお互い紹介し合える環境を作っておくというのが非常に重要になってくるんですよ。自分のお客さんのなかで、税務問題に悩んでいたら、自分の知り合いの税理士を紹介する。 逆に、税理士さんの顧客が資産運用で悩んでいたら、自分を紹介してもらう、という風に少しずつクチコミで広めてもらえるようにしました。 現在は、サラリーマン社長として週末起業と本業をどうやって両立されているんですか? 現在は人材教育会社で企画営業を担当していますが、実はFPの仕事は社長公認なんです。入社してからどうしても自分はFPがやりたいので、社長に会社を辞めさせてくださいと話したんです。そうしたら、通常の業務をきちんとこなせば、そのほかの時間は、週末起業の時間に当ててよいといってくださったんですね。 そのおかげで、週末起業が非常にやりやすくなっています。週末起業では、現在、2つのビジネスを行っています。ひとつは前述した週末講師。これは、主に土日を使って仕事をしています。もうひとつは、保険の見直しや家計相談、資産運用の相談といった相談業務と、それに関するライフプランニング業務です。 相談業務は土日の講師の時間以外に予定を入れたり、平日の終業時刻の18時以降に予定を入れたりしていますね。もちろんどうしても日中に相談業務が入ってしまったときは、有給休暇を使って対応しています。日中は会社の仕事を優先しなければいけないので、自分の仕事を受けられずに逃してしまうときもありました。 仕事の依頼窓口はメールかファックスに限定しています。メールは仕事先からでも受けられるので便利ですね。ファックスは帰宅後処理するようにしています。電話も念のために転送できるように設定してあるが、実際に電話が顧客からかかってくるということはほとんどありません。 開業資金はどのくらいでしたか? 初期投資は自分のホームページの制作料や広告代などを含めてだいたい40万円ぐらいです。毎月の経費は移動費や前述したセミナーの開催費用などで、約5万円ぐらいになります。特に開業のために準備したお金というのはありません。 今後はどのような事業展開を考えていますか? 今後の目標は大きく分けて2つあります。ひとつは、法人の顧客を獲得すること。前述しましたように、現在は、週末講師としての収入と、個々人の相談業務が中心です。 このうち相談業務は収入がなかなか安定せず、またかなりの時間を費やさねばならず、今後、事業を大きく拡大していく上で、考えなければならない課題になっています。そこで、考えているのが、法人の顧客を獲得することです。 法人顧客ならば、相談業務の単価も飛躍的に変わってきますし、それに付随したセミナー講師の依頼などの別な仕事も取れる可能性が高くなります。もう一つの目標は、FPを対象とした顧客獲得の情報起業です。 時期的には、その法人顧客が獲得できた時点で考えているのですが、今まで蓄積した自分のノウハウを活用して、セミナーを行ったり、教材を販売したりしたいと考えています。私が当初、FPを始めるときに言われた言葉通りに、やはり顧客を獲得するのが非常に難しいのが、このFPで仕事を行っていく最大のネックです。 実際に、FPの資格を持っているのに、顧客を獲得できない人たちを何人も知っています。ですので、そういうFPを対象とした、事業も考えております。 週末起業フォーラムの詳細・入会申し込みはこちら 週末起業家成功事例 TOP このページのトップへ 週末起業を知る 週末起業を知るTOP 週末起業の基礎(動画) 週末起業チャンネル(動画) 週末起業成功事例 無料メルマガ「週末起業新聞」 週末起業コラム 関連書籍 マスコミ掲載歴