Home > 週末起業を知る > 会員制社会人サークル「B2倶楽部」-マロンさん 会員制社会人サークル「B2倶楽部」-マロンさん 週末起業とは 週末起業家成功事例 おススメ起業ネタ 関連書籍 マスコミ掲載歴 無料メルマガ「週末起業新聞」 【無料】週末起業成功事例集 週末起業コラム 会員制社会人サークル「B2倶楽部」-マロンさん 人と人をマッチングさせて起業 人と人をマッチングさせるのが好きだというマロンさん。彼は2003年に30代をメインターゲットに据え「出会い」を目的とした会員制社会人サークル「B2倶楽部」を立ち上げました。現在ではその会員数は400名を超え、順調にネットワークが広がっています。人と人をつなげる「場」を提供する週末起業の仕事についてお話をお伺いしました。 マロンさん 会員制社会人サークル「B2倶楽部」 http://b2kurabu.blog23.fc2.com マロンさんが週末起業として選んだ「社会人サークル」というのは一体何のことなのでしょうか? 30代が中心の「出会い」を目的とした会員制の集まりのことです。西麻布の隠れ家的なパーティ会場でのホームパーティを中心にアフター5の飲み会、バーベキューなどの企画、運営を行っています。 社会人サークルを行おうと考えたのはきっかけはなんですか? 元々、人を集めて、皆で楽しむということが大好きな性格だったんです。大学時代には、友人などを集めて十数人ぐらいで合コンやパーティなどを主催していました。サラリーマンになってからは、プライベートで友人の飲み会の幹事ぐらいで、大々的に人を集めてパーティを行ったりはしていませんでしたね。 しかし、サラリーマンですから社内人脈は広がっても社外人脈というのはなかなか広がらないわけです。異業種交流会に参加してもいいのですが、なかなか自分と性格の合う人と出会える確率って少ないじゃないですか。 それなら自分で条件を考えて自分と趣味や嗜好が合いそうな人を集めてしまおうと思ったんですよ。そうしたほうが異業種交流会などに参加する参加費用もかからないし、昔からの趣味である人を集めてパーティを主催することもできる、そう思い続けていたんですね。 たまたま、そういうことを行きつけのダイニングバーの店長に話していたら、「ホームパーティができるオシャレなパーティスペースが西麻布にあるよ」と紹介されたのが今の場所なんですね。 実際に行ってみると、なかなかオシャレなところだったし、場所が決まれば、人を集めるのは得意なので、やろうということになりました。それが私が主催している社会人サークルB2倶楽部を始めたきっかけです。 社会人サークルを運営する具体的な業務について教えてください 現在は、西麻布のホームパーティスペースでのパーティの開催が毎月1回。それにアフター5の飲み会を月に2~3回行っています。具体的にやっていることといえば、いわゆる幹事の仕事ですよ。場所の選定から予算の確定、参加者への時間、場所等の告知、参加者の人数のバランスを取ったりすることですね。 毎月開催している西麻布のほうは、場所も予算もだいたい決まっているので考える必要はありませんが、月に2~3回入れるアフター5の飲み会については、場所の選定から予算の確定まである程度やらなくてはいけない。 それがちょっと大変ですね。また、パーティ当日は出席者のチェックと会費の収集、パーティの会の進行や席替えなども行っております。 どうやって参加者を管理しているんですか? 現在、B2倶楽部の会員数は男女合わせて400名。その400名の会員宛に1カ月前ぐらいからホームパーティやアフター5の交流会などのパーティの時間や場所をまず伝えます。そしてそのパーティに出席したい人のみ、B2倶楽部のブログの出席予約フォームから出席の予約をしてもらうしくみになっています。 パーティ当日が近づいてくると、参加者の人数と男女比がだいたいわかってくるので、たとえば「●●パーティは今、男性が14人、女性が10人なので、女性の参加をお待ちしています」というふうに、パーティ当日が近づくまで男女比率を同じにしていくのです。 そういったパーティの告知メールはパソコンで一斉送信しています。移動中はPDAを使うことが多いですね。 週末起業にかける時間はどのくらいですか? 子供も小さいし、家族サービスもしなくてはいけないので、週末起業にかける時間は、1日平均2時間程度。だいたい家族が寝静まった後の夜の22時~翌0時ぐらいが週末起業タイムですね。その時間でやっていることは、出席予約フォームから予約してくれた人のチェックや参加者を募る告知メールの送信が中心です。 その他お店の選びの情報収集等もしています。だいたい週1回ぐらいのペースで入っているパーティ当日は食事を運ぶのを手伝ったり、お酒をつぎに回ったり、席替えを呼びかけたりしています。だいたい2~3時間ぐらい費やしています。 社会人サークルの収益を教えてください もともと趣味で始めたことなので、今のところあまり儲けは考えていません。それよりもパーティの質を向上させることをいつも考えていますね。 男性と女性で参加費がちょっと変わるのですが、平均すると1回のパーティで参加費用が1人あたり5000円~6000円ぐらい。そこから場所代や飲食代を差し引いた純利益は一人につき約1000円ぐらいですね。月商はだいたい20~25万円ぐらいで、毎月5万円程度が週末起業での収入となります。 開業資金はいくらぐらいかかりましたか? 最初に西麻布でパーティを行ったときは、酒代として2万円前後を立替えましたけれども、当日にお金が入りましたから、開業資金は実質ゼロです。強いていえば、告知メールの送信などのために購入したPDAの代金約4万円ぐらいでしょうか。 しかし、PDAは移動中にしか使っていませんね。自分で事前に用意するのは酒代ぐらいです。ただし、それも西麻布のホームパーティのみ。場所も料理も基本的にはお店が提供しているものを使いますから運転資金もそんなにかかりません。 週末起業の収入はどうしているのですか? ほとんどそのまま貯蓄に回していますね。出費は、研究費として他の社会人サークルへの参加するための参加費用ですね。本業の収入とは分けて、毎月の売上と利益がわかるようにしています。 なぜ、そんなことをしているのですか? 毎月いくらぐらいの収入があり、コストがどのくらい掛かっているのかをなるべく正確に把握したいからです。私は経営者ではありませんが、少ないコストで最大限にお客さんの満足度を上げる方法は何かというのをいつも模索しています。 本業では経営企画部に所属して、企業戦略を立てるための資料を作成しています。自分のビジネスを運営していく考え方は、本業にも何かとプラスになっていると思います。 「ネットワーク」や「場」を売る週末起業に必要なことは、何だと思いますか? やはり来ていただく人が「楽しい」、「参加してよかった」と思えるサプライズをなんらかの形で提供する必要があると思うのです。 私の場合は、いつも新しい人に出会えるように、パーティに来る常連さんはあんまり増やさない方向で参加者を募るようにしています。というのも、あんまり常連さんが増えてしまうと、話題についていけない人が多くなるからなんですね。そうなると新しく会員になった人も参加しにくくなりますから。 もうひとつは、提供する「場」のブランド構築にもつながることなのですが、自分が参加してもらいたいお客さんのターゲット層を予め絞っておくということです。 たとえば、私の会に参加していただける人の年齢は下は20代後半から上は40代半ばまで年齢層はさまざまですが、ターゲット層は大卒上場企業勤務・年収600万円以上です。 このように、ターゲットを絞り込むことで、B2倶楽部の主催者の意図が明確になりますから、パーティに参加する人もB2倶楽部がどのような社会人サークルか予め理解できるわけです。そうすると、パーティに参加する人たちも参加しやすくなりますよね。 いろんな立場の人を集めていても、会の目的がよくわからなくなってしまうので、参加者も参加しづらくなってしまうのです。また、そうやって主催者の意図を明確にすることによって結果的に、それが会そのもの自体の品質を向上させることにもつながっていくと思います。 主催者の意図を明確に打ち出して、その中で一番になるように努力をすれば、自然と人が集まってくるようになるものなんですよ。 これからどんなことに挑戦したいですか? 30代の社会人の出会いのサークルということでターゲットを絞っているわけですから、参加する人の悩みや課題を解決できるようなプロとコラボレートしていきたいと思っています。たとえば、結婚コーディネイターとコラボレートしたり、占い師などとコラボレートするのも面白いなと思っています。 週末起業フォーラムの詳細・入会申し込みはこちら 週末起業家成功事例 TOP このページのトップへ 週末起業を知る 週末起業を知るTOP 週末起業の基礎(動画) 週末起業チャンネル(動画) 週末起業成功事例 無料メルマガ「週末起業新聞」 週末起業コラム 関連書籍 マスコミ掲載歴